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「女の子は(中略)ありました」解説その2 ※ネタバレあります

あいかわらず遅い更新で申し訳ありません。
どうも二丸です。

前回の続き・・・の前に、来週名古屋で行われる大電撃文庫展ですが、岐阜から近いということで、遊びに行こうと思っています。
24日(土)のお昼ごろに行く予定なので、
「二丸の馬鹿野郎はどこだ!」
と叫んでいただければ、ビクついて怯えているのが私です。
二丸を脅かしに行きたい!というイタズラ心溢れる方がいらっしゃったら、どうぞお越しくださいませ。


では前回の続きを書いていきたいと思います。
読まれる方は、下のほうに進んでください。































■注意した点
④裏主人公の存在
 私は今作を書く上でやりたかったことがありました。
 それは「ガヤ」の存在です。名もない「少女たち」がそれに当たります。

 例を出しますと、デトロイト・メタル・シティで私が一番好きなのはクラウザーさんのファンたちです。
 ああいった名も知らぬ、だけど何となく楽しい存在、というのを書きたいという希望がありました。

 ただこれは小説にはあまり向かないものだと考えています。
 視点等の問題がありますし、小説ではなるべく登場人物を減らすほうがいいと思いますから。

 こうした希望や問題点を受けて、私は選択しなければならないことがありました。
 それは同じハーレムでも
 「主人公が不特定多数から好かれる」か「限定された美少女に好かれる」か、です。

 「主人公が不特定多数から好かれる」はまさにハーレムと言うべきものでしょう。
 しかしこれはライトノベルの主流ではないように思えます。

 バトルものなどは「限定された美少女に好かれる」と相性が良く、そういったパターンは思いつく方も多いと思います。
 また小説という媒体において「限定された美少女に好かれる」のほうが一人一人のキャラを掘り下げられるため、有効な選択だと私は思います。
 他にも「限定された美少女に好かれる」には素晴らしい要素があり、例えば「周りからバカにされていても、ヒロインからは愛されている」という特別感が出たり、イケメンがモテていても「本当の美少女は自分のほうを向いている」という満足感が出ます。

 そういった小説という媒体の特性や特別感が出るといったところから、ライトノベルでは「限定された美少女に好かれる」が主流だと思いますが、私があえて「主人公が不特定多数から好かれる」としたのは、やはり「ガヤ」を作り、その面白さを表現できたらなぁと思っていたからです。

 そういったことから裏主人公は「少女たち」だと考えており、注意した点に挙げられます。


⑤無駄なものの多様
 今作をとある作家さんにお話したときのことです。
 こんなキャラがいるよーということで、そのときは理沙先生について能力込みで説明しました。
 するとその作家さんは言いました。
「独身の焦りが込められ、とか完全になくてもいいですよね(笑)」と。

 というように、今回は無駄なものを多様しています。
 男が九十九%死んだ、女の子が能力を使える、などはまさに無駄の塊です。
 (能力といっても、時間を止めたりはできず、あくまで「人間の力が極大化した範疇内」ですが)
 無論、これらの設定にはインパクトや壮大さを出すための効用がありますが、そこに「無駄」がついて「無駄なインパクト」「無駄な壮大さ」となって欲しいと私は考えていました。そしてそれを軽さや楽しさに繋げたいと思いながら書いていました。

 これだけの力があれば他のことに使えばいいのに、男を奪い合うために無駄使用している。そこが私は好きです。なお、才能の無駄遣いをしている動画など、大好物だったりします。
 そのため表現にも無駄を多用し、過剰な表現を数多く入れ、『』や――、〝〟も数多く使用しています。
 これはギフテッドでは一文字単位で削ったりしていたのでできませんでしたが、作品の雰囲気に合うと思い、意識的に多く入れ込んでいます。
 また意味不明な戦記もの風の表現は、私の好みです(デビュー前は戦記ものばかり書いていたので)。
 パロディの多様についても、一種の無駄と言えるものかと思います。
 これは好きな方と嫌いな方の二択になるため迷いましたが、軽さが信条の作品だと考え、入れました。
 そしてあとがきから読まれる方などを考慮し、合わない方は気をつけてくださいとの思いを込め、パロディ多様のあとがきとさせていただきました。

 ということで、「こういった無駄の積み重ねこそが今作は大切なんだ!」がコンセプトのもと、「なくてもいい、だけどあるから楽しい」となるよう全体のバランスを取っていったのが今回のお話となります。


⑥視点について
 私はシンプルな話であれば一人称のほうがわかりやすくていいと思っていますが、今回は裏主人公の件もあり、三人称を選択しました。
 三人称でなければ「ガヤ」を表現しにくく、「主人公が不特定多数から好かれる」を選んだ意味がないためです。

 三人称は広い視点を書けますが、その分、わかりやすさや共感は減少すると思います。
 ギフテッドのように、基本一人称、時々三人称(ただし視点は決める)といったパターンもありますが、漫画的楽しさを追求したかったため、今作は一つの段落内で感情が入り乱れています。
 そのためわかりにくくならないよう注意したのですが、いかがでしたでしょうか。
 実のところ今まで挙げた注意点の中でも一番悩み、細かな修正を数多く入れていたポイントだったりします。それだけに自分の修行不足を痛感した部分でもあります。
 このブログを読まれた方がもしすんなりと読めたのであれば、それだけで私は嬉しいです。


 ということで、注意点した点はこれぐらいで。
 今思うと、自分のメモ書き程度にしておくべきだったかなぁ、作品を逆に楽しみにくくさせてしまうなぁ、とちょっと後悔中だったりします。
 わざわざ読んでくださった方、こんな愚痴まで読んでくださり、ありがとうございます。

 ではでは、この辺りで。
 それでは。

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  1. 2013/08/17(土) 01:14:07|
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